高知・足摺岬 太平洋の眺望と ハマカンゾウの花 2003.08.06

高知県土佐清水市は、四国の最南端、足摺岬の灯台が有名だ。太平洋の荒波が打ち寄せ、白い波が砕け散る岬周辺では、今の季節、オレンジ色のハマカンゾウが咲き始めている。花は、ニッコウキスゲやノカンゾウなどと同じユリ科の植物。夏の後半から秋口にかけて開花する1日花だ。ハマカンゾウが自生するのは、西海岸大浜あたりから足摺岬、天狗の鼻の遊歩道付近など。どこまでも広がる大海原をバックに、鮮やかな花の色が映える、南国育ちの娘のようだ。まだ、見頃には早いが、10月頃まで花を楽しめるだろう。海辺では、ハマユウも開花し、山側では、白い清楚なユリの仲間が最盛期を迎えている。一方市内では、8/8〜8/10に、「あしずりまつり」を開催、漁船による海のパレード、花火大会などを行なう。沖合いでは、世界最大の魚類、斑点模様のジンベエザメとダイビングやシュノーケリングができる「ジンベエスイム」がシーズンだ。サメの体調や天候などにもよるが、今年は11月まで体験を予定している(要予約)。

開 随時
休 無休
料 無料
交 土佐くろしお鉄道中村駅から県交通バスで1時間20分
駐 周辺 天狗の鼻50台 足摺岬灯台150台
所 高知県土佐清水市
問 0880-82-1111 土佐清水市 http://www.city.tosashimizu.kochi.jp/