京都・松尾大社 醸造の神様祀る境内 山吹の花盛りに 2003.04.23

桜の宴が終わりを迎えた京都だが、これからツツジやサツキ、ボタンにフジと古都を彩る花暦はまだまだ続く。今の時期は、京都市西京区、松尾大社のヤマブキが花の名所として挙げられる。境内には、一重、八重合わせて3000株のヤマブキがあり、花はほぼ満開となった。これから週末にかけて、見頃が続きそうだ。松尾大社は、その昔、「亀の井の湧水」を用いて酒を造り、振舞われたと伝えられる醸造の神様を祀っている。創建は701年と歴史ある神社だ。湧水は今もなお、名水として水汲みに訪れる人も多い。木々が生い茂る境内には、一ノ井川が静かに流れ、傍らにはこぼれんばかりに咲くヤマブキの花が、緑に一際映える。4/27〜5/5には、シロヤマブキの咲く庭園をライトアップし、声楽コンサートや抹茶の席も設けられる。なお、今年の松尾大社神幸祭は4/20に行い、還幸祭は5/11の予定だ。他にも京都市内では、GWにかけて、特別公開やライトアップする庭園があるので、併せて訪ねてみてはいかが。

開 境内拝観 5:00〜18:00
   庭園 9:00〜16:00(日曜・祝日9:00〜16:30)
休 無休
料 境内拝観 無料
   庭園入園料 大人500円 学生400円 こども300円 (夜間入園料 大人800円 学生500円 こども300円)
備 4/10〜5/5 山吹まつり
   4/27〜5/5 春のライトアップ 松風苑三庭・宝物館夜間特別拝観 18:00〜21:00
交 阪急松尾駅から徒歩3分
駐 約100台
所 京都府京都市西京区
問 075-871-5016  松尾大社 http://www1.neweb.ne.jp/wa/matsuo/
   京都観光協会 http://www.kyokanko.or.jp/