新潟・五泉 ハンノキ林の足元で 白い水芭蕉 満開 2003.04.05

新潟県の五泉市(ごせんし)は、チューリップの球根栽培が盛んな花の里。4月のなかばには、巣本地区で150万本ものチューリップが、カラフルなストライプ模様を描く。今の時期は、水芭蕉公園でミズバショウがちょうど見頃のピークを迎えている。大蔵山(大倉岳 標高864m)の麓に位置する公園は、2.1haの広さに、3万株のミズバショウが群生する。ハンノキ林の足元では、3月下旬から白い妖精たちが、すらりとした苞を伸ばし始め、4/10頃まで花が楽しめそうだ。ブナの原生林が広がる大蔵山は、5合目から上はまだ雪が残り、山頂付近は2m程の積雪。山開きは4月下旬か5月上旬に行なわれる予定だ。山の上からは、天気がよければ飯豊連峰や越後白山、新潟平野や日本海に浮かぶ佐渡ヶ島を望むこともできる。なお、4月中旬には、里のサクラより一足早く、国の天然記念物「小山田彼岸桜樹林」で開花が始まる。江戸時代に植樹と伝えられる樹齢150年程のエドヒガン(アズマヒガン)約250本が、菅名岳の西側、山道沿いに見られる。

開 随時
休 無休
料 無料
交 JR猿和田駅から徒歩40分から1時間で水芭蕉公園
   安田ICからは車で30分
駐 無料20台 4/5・6 臨時約200台
所 新潟県五泉市
問 0250-43-3911 五泉市役所 http://www.city.gosen.niigata.jp/