山形・蔵王　シーズン到来　夜空に映える樹氷まつり　2003.01.25

山形県と宮城県にまたがる名峰、蔵王山。山形市の蔵王ロープウェイ山頂線は、冬には樹氷群が観光客やスキーヤーを魅了する。1/24に積雪175cmの地蔵山頂駅付近では、樹氷がすでに見頃を迎えている。今年は雪が多く成長が早めで、8割程の状況。晴天ならば、青空にそそり立つ白いモンスターの豪快さを楽しむことができるだろう。さらに1/25から始まる「樹氷まつり」では赤、青、緑の光線によるライトアップが行われ、幻想的な世界が出現する。ロープウェイからの空中散歩は、光と影の世界がより鮮明に感じられるかもしれない。2/1には、上ノ台ゲレンデを会場に、たいまつ滑走、チームを組んでのデモンストレーションのスキーや雪上花火も予定されている。天候や樹氷状況を確認の上、出かけたい。なお、山麓の蔵王温泉には、温泉宿の他にも、風情漂う共同浴場や日帰り入浴施設がある。「蔵王温泉　湯めぐりこけし」（1/24〜3/31）の制度を利用すれば、複数の温泉を巡ったり、こけしの絵付け体験もできる。

山形県山形市