長崎・五島列島 津和崎灯台を囲むヤブツバキの自生地 2003.01.18

長崎県の五島列島、中通島の最北端にあたる新魚目町(しんうおのめちょう)。海に突き出る形で南北およそ30kmに細長く伸びる町は、東西では1番狭い所で350mと、東シナ海など海の展望が右に左に開ける場所だ。教会が点在する町内を北上し、突端にある津和崎灯台へと向かう道は、椿公園の中を通る。約7haに自生する赤いヤブツバキは見頃を迎え、これから2月まで、花が順次楽しめるだろう。五島列島は、伊豆大島とともにツバキの自生地として知られ、新魚目町では特産品として椿油に力を入れている。他に、椿油を用いた五島手延べうどん、トビウオ(あご)の加工品や、自然海塩なども挙げられる。温泉では、町内にジェットバス、うたせ湯、サウナなどを備えた「新魚目町保養センター」(TEL 0959-55-2280 10:00〜18:00 無休 500円)がある。隣接する国民宿舎「しんうおのめ温泉荘」は、朝日、夕日のビュースポット。同じ振興公社の施設で、昼食や土産選びにも利用できる。なお、新魚目町は平成16年8月に合併し、新上五島町となる。

開 随時
休 無休
料 無料
交 佐世保港・長崎港から高速船で1時間30分、フェリーでは2時間45分で有川港、さらに車で50分
駐 無料 約10台
所 長崎県南松浦郡新魚目町
問 0959-54-1111 新魚目町役場 http://www1.ocn.ne.jp/~new-fish/
   0959-54-1447 新魚目町観光協会