石川・河北潟 干拓地 夏の思い出 35万本のひまわり  2002.08.01

石川県の河北潟は、金沢市、津幡町、内灘町、宇ノ気町にまたがる。現在では2/3が干拓され、農地に活用されてから20年が経つ。その一画、津幡町の干拓地では、平成7年度からこどもたちが種蒔きに参加する「ひまわり村」の取り組みが行われている。花畑は、年々規模を拡大し、今年は35万本の大群落。ハイブリッドサンフラワーが2.2ha、世界のひまわり12種が0.1haだ。5/31には、4市町の園児約200名が、ちっちゃな手に種を握りしめ、4a分の種を蒔いた。オープン日の7/31にも招かれた園児たちは、見頃を迎えたヒマワリに再会した。わずか2ヶ月前には、小さな一粒の種が、幼児の背丈を追い越す程に伸びて、花を咲かせる。今年の生育は小ぶりとはいうものの、圧倒的なヒマワリ畑での迷路遊びは、忘れられないだろう。なお、河北潟は、シギ・チドリ類の重要渡来地域のひとつにも指定されるバードウォッチングのメッカ。夏にはヨシキリ類、冬にはガンカモ類、ワシタカ類も見られる。金沢市には、河北潟野鳥観察舎が建てられている。

開 ひまわり村 7/31〜開花期
休 無休
料 無料
交 JR津幡駅から車で20分
駐 無料 約100台
所 石川県河北郡津幡町
問 076-288-4424 河北潟干拓地ひまわり村
   076-223-9234 県農地整備課
   津幡町役場 http://www.town.tsubata.ishikawa.jp/