長野・豊丘 中央アルプスに しゃくやくの花映えて 2002.05.09

長野県南部の豊丘村は、天竜川によってできた河岸段丘上に位置し、対岸には中央アルプスの山並みが続く。高台にある「豊丘しゃくやく園」では、色鮮やかなシャクヤクの花が咲き始めている。今年は広さ50aに60種4000株を栽培、現在は、中咲きの花がぼちぼち咲き始めたところだ。これから5/25・26頃にかけて、赤、白、黄色やクリーム色、濃淡のサーモンピンク、外側がエンジで中が白い花など、順次咲いていくことだろう。形も一重、八重、セミダブルと多様だ。中央アルプスを背景にした花姿は、なかなか粋なもの。来週末に1番の見頃を迎えそうだ。栽培者の片桐幸(みゆき)さんは、シャクヤクの栽培を始めて20年、観光農園としては7年経つ。100種までは育てたいと、毎年、新しい品種の栽培に取り組んでいる。開花期の土・日曜には、五平餅の販売やとん汁サービスの「しゃくやく祭り」も行う。なお、5/11には村内の「交流センターだいち」周辺で「れんげ祭り」を開催する。裏手のレンゲ畑はすでに満開、こちらは早めにどうぞ。

開 5/3〜5/25・26頃 10:00〜17:00 ※開園期間は花の咲き具合による
休 期間中無休
料 鑑賞のみの方 300円 花を購入の場合無料
   切花1本200円
備 5/12・18・19・25・26 しゃくやく祭り
交 JR市田駅から車で5分
   松川ICから車で20分
駐 無料およそ30台
所 長野県下伊那郡豊丘村林原
問 0265-35-3643(昼間 片桐精工)・0265-35-2407(夜間 片桐方)
   0265-34-2520 交流センターだいち http://www.iidanet.or.jp/~kouryu/