静岡・南伊豆　早春の海望む　白いマーガレット畑　2002.01.25

静岡県の南伊豆町は、全国一の出荷量を誇るマーガレットの町。国道136号線沿いは花畑も多く、”マーガレットライン”と呼ばれる。ただし、栽培はハウス内のため、花景色を眺めるなら子浦地区にある、露地植えの町営マーガレット畑がよいだろう。駿河湾を望む花畑は、広さ325平方m、白い清楚なマーガレットの花が、早春の光を受け咲き始めている。昨年は、花の付きがよくなかったが、今年は例年並み。現在2分咲きで、見頃を迎えるのは2月に入ってからとなりそうだ。周辺には「子浦日和山遊歩道」もあり、のんびり散策はいかが。一方、青野川沿いの河津桜や日野地区の菜の花畑も、これからがシーズン。サクラは、今年は温暖なため昨年より早くほころび始め、2月上旬か中旬に見頃、ナノハナは、5、6分咲きでこちらも2月には見頃になるだろう。2/5〜3/10には「みなみの桜と菜の花まつり」も開催する。花摘みをするなら、大瀬地区の花狩り園で、キンギョソウやキンセンカ、ストック、エリカ、小菊、スイセンなどが楽しめる。

静岡県賀茂郡南伊豆町