新潟・水原 瓢湖 五頭連峰望む 白鳥の湖 2002.01.12

新潟県の水原(すいばら)町にある瓢湖(ひょうこ)は、広さ約9ha、数千羽のハクチョウが飛来する湖(天然記念物)として知られている。例年10/10頃から飛来し始め、昨年の11/16には、今シーズンのピーク約6100羽を記録した。およそ95%がコハクチョウ、他にオオハクチョウが見られる。周辺の穀倉地帯にも雪が降るため、南下するハクチョウが増え、1/11現在では2684羽になったが、これから2月まで、だいたい2000羽は越冬しそうだ。瓢湖では、野生のハクチョウに1日3回餌を与える。ハクチョウ自体は、特にそれに頼る訳ではなく、天候などにもよるが、通常は朝日が昇り始めると、8:30〜9;00頃までに、1〜数羽の家族単位でエサを探しに徐々に飛び立ち、夕暮れ時に戻ってくるパターンが多い。水面を滑るように泳ぐハクチョウは優雅だが、飛び立つ時はかなりダイナミック。コーコーと鳴き合った上でバダバタと水面滑走が始まる。成鳥で約10kg、翼を広げれば3m近くになる体を空にあげるためには、助走距離と力強さが必要だ。

開 随時 (管理事務所 8:30〜17:15)
休 無休 (管理事務所 土・日曜・祝日)
料 無料
交 JR新潟駅万代口から徒歩10分でバスセンター、水原行きで約50分水原中町下車徒歩15分
   新津ICからは車で約20分
駐 無料 300台
所 新潟県北蒲原郡水原町
問 0250-62-2690 観光管理事務所  
   0250-62-2510 水原町役場 http://www.town.suibara.niigata.jp/