鹿児島・山川 南国の花と 温泉の恵みある町 2002.01.01

薩摩半島にある鹿児島県山川町。山川駅は有人では、日本最南端の駅にあたる。春から秋にかけて”熱帯蝶(ツマベニチョウ)の舞う駅”としても有名だ。山川駅から指宿へ向かう海沿いの鉄道に平行して、国道226号が走る。線路と道に挟まれた斜面の一画に、赤紫のブーゲンビリアや赤いハイビスカスの花が植えられている。1年を通して、花を見ることができる程、一帯は温暖だ。町内の長崎鼻周辺では、約200haの畑でキンギョソウを栽培、「長崎鼻パーキングガーデン 金魚草の花畑」では、5分咲きになり、元旦から花狩りが始まる。広大な「フラワーパークかごしま」では多彩なブーゲンビリアが咲き乱れ、ポピーも軽やかに開花を始めた。山川町は、花ばかりでなく温泉にも恵まれた町。開聞岳を望む海岸には「山川天然砂むし温泉」、ソテツが岩肌にはりつくように自生する山の麓には、各種温泉のある「ヘルシーランド」、天然の地熱カマドも点在する、うなぎ池周辺の「区営うなぎ温泉」など、雰囲気の異なる温泉巡りも楽しみだ。

開 随時
休 無休
料 無料
交 JR山川駅から車ですぐ
駐 無料数台
所 鹿児島県揖宿郡山川町
問 0993-34-1111 山川町役場  http://www2.synapse.ne.jp/yamagawachou/