鹿児島・長島 西海岸 国道沿いに続く 水仙の道 2001.12.20

鹿児島県の北部、八代海と東シナ海に面して浮かぶ長島は、雲仙天草国立公園の一画をなす。長島の西半分が長島町にあたる。阿久根市側から、急潮として知られている黒之瀬戸を渡り、国道389号を長島町へ入ると、国道沿いにニホンズイセンの花が見られるようになる。もともと八重のスイセンが自生していたが、10年程前から新たにニホンズイセンを植え続け、今では蔵之元港へ至る10数kmに、スイセンの花が咲く道となった。沿道では、全体で1、2分咲き、場所によっては5分咲きとなり、見頃は1月なかばになりそうだ。控え目なスイセンの花は、美しい東シナ海を望む西海岸に、静かに咲く。一帯は夕日と漁火のビューポイントとしても知られている。国道沿いの「道の駅 長島」や町営の「長島町温泉センター(TEL 0996-88-5300国民宿舎ホテル長島に併設) 」露天風呂からの眺めもおすすめだ。長島には、古墳も多く、温州ミカンの最古木も現存する。穏やかな気候と豊かな漁場に恵まれ、古くからの歴史を持つ島だ。

開 随時
休 無休
料 無料
交 JR阿久根駅から車で30分 
   牛深港からフェリー30分で蔵之元港
駐 無料 (道の駅 長島)
所 鹿児島県出水郡長島町
問 0996-88-5511  長島町役場 http://www.town.nagashima.kagoshima.jp/