宮崎・萩の茶屋3万本のナンテンとバラの花狩り園　2001.12.05

宮崎県野尻町の「萩の茶屋」と言えば、霧島連山の展望と、四季折々の花の名所として知られている。早春のウメやコブシに始まり、春の3万本のツツジ、秋の2000株のハギや100万本のヒガンバナは圧巻だ。冬の時期には、3万本のナンテンが見事な群落を見せる。お正月の寄せ植えなどにも用いられるナンテンは、今の時期、色づいた葉とともに、つややかな赤い実が美しい。これから1月下旬まで、窪地いっぱいに見ることができるだろう。萩の茶屋から西へ向かうと観光バラ園の「ブルーミングローズ」がある。こちらは1年中バラの花狩りができるように、常時20数種、3万5000株を栽培する。温室の中、色とりどりのつぼみの中からお気に入りを選ぶことができるだろう。その場で選ぶため花の持ちはよく、クリスマスやお正月用に求める人が多くなるそうだ（1本150円〜）。この農園のバラは、今春オープンの入浴施設「ゆ〜ぱるのじり（TEL　0984-44-2210）」のバラ湯にも使われている。ハーブ湯やサウナなどもあり300円はお手頃だ。

宮崎県西諸県郡野尻町