茨城・高萩 渚百選・高戸小浜海岸にハマギク咲く 2001.10.19 茨城県高萩市の高戸小浜海岸は、”日本の渚百選”に選ばれた景勝地。周辺は、松林と海食崖が続き、洞窟のある断崖、磯場や白砂の美しい静かな入り江などが見られる。秋には一帯で白いハマギクが咲く。現在、花は開き始め、10月下旬が一番の見頃、11月なかば位まで楽しめそうだ。ハマギクの学名は、高萩市出身の植物学者松村任三博士が命名した。自生南限地と言われていたが、その後ひたちなか市でも発見され、現在は青森県八戸市から茨城県ひたちなか市までの太平洋岸で見られる植物となっている。海岸沿い、断崖の上には万葉集の歌”手綱の浜”にちなみ、「万葉の道」が作られている。松林の合間から太平洋が一望でき、岩場にはハマギクの他、数は少ないがコハマギクなども見られる。なお、同市の花貫渓谷は、紅葉の名所であり、こちらの見頃は11月上旬の見込み。例年10月下旬〜11月初旬にかけては、繊細なダイモンジソウ(大文字草)の群落も見られたが、現在乱獲により減少したのが残念だ。 開 随時休 無休 料 無料 交 JR高萩駅から車で5分 高萩ICから車で10分 駐 無料 約50台 所 茨城県高萩市 ![]() 問 0293-23-2111 高萩市役所 http://www.net-ibaraki.ne.jp/takahagi/ |