鹿児島・出水 上場公園のコスモスと荒崎のツル渡来 2001.10.12 鹿児島県の出水(いずみ)市と言えば、特別天然記念物に指定され、ナベヅルやマナヅルなどおよそ1万羽のツルが越冬する場所として有名だ。荒崎では、今年も10/8に第1陣のマナヅル2羽が確認された。渡来のピークは12〜1月になりそうだ。一方、標高約500mの「上場(うわば)公園」では、ピンクや白、紅色などの可憐なコスモスが秋風に揺れている。今年は生育もよく、ちょうど満開を迎えたところ。高原の斜面3haに、25万本のコスモスが植えられているので、上部から花畑を見渡してみたい。今月いっぱい花を楽しむことができるだろう。公園といっても草スキー用のソリが無料で用意されている以外は、これといって遊具や施設があるわけでもなく、のんびり家族でお弁当を持って来るような場所。週末や休日には、出店に地域でとれた高原野菜などが並ぶ。一帯は、春には黄色いナノハナが咲く丘となる。周辺には牧場もあり、のどかな雰囲気につつまれた高原だ。温暖な出水市では、10月に入り、ミカン狩りも始まっている。 開 随時休 無休 料 無料 交 JR出水駅から車で40分で上場公園 駐 無料 145台 (上場公園) 所 鹿児島県出水市 問 0996-63-2111 出水市役所 http://www.city.izumi.kagoshima.jp/ |