「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

奈良・桜井 まほろば大和高原に広がる 笠のそば畑 2001.09.11

奈良県桜井市は、日本書紀や古事記、万葉集にも登場する歴史ある土地。ボタンやアジサイで有名な長谷寺、サクラや紅葉の美しい談山神社など、四季折々の花も楽しめる場所だ。現在、北部にある笠地区、標高400〜500mの荒神の里(こうじんのさと)では、可憐なソバが咲き始めている。開花は、例年より1週間程遅れ、見頃は今週末から来週にかけてとなるだろう。一面雪を降らせたように、真っ白な花畑となるのを楽しみにしたい。山々に囲まれた一帯では、8年前から国営事業のパイロットファームとして、ソバを栽培。合わせて12haのソバ畑は、土地利用組合の男性約20名が担当している。一方、笠山荒神社門前の「笠そば処」(10:00〜16:00 水曜休 ただし毎月28日は営業)では、女性たちが当番制で蕎麦店を切り盛りしている。まさに、栽培から始まる手作りそばの味だ。ざるそば400円、大根やシイタケを炊いてのせた荒神そば500円などが味わえる。今のところ新そばのシーズンは、12月に入ってからになりそうだ。

開 随時
休 無休
料 無料
交 JR・近鉄桜井駅から車で20分    
駐 特になし (笠そば処約100台)
所 奈良県桜井市笠
問 0744-48-8410 荒神の里 http://www.mahoroba.ne.jp/~kasa/
   0744-45-3450 桜井しき農協
   0744-42-9111 桜井市役所 http://www.city.sakurai.nara.jp/kankou/index.html