埼玉・見沼代用水路沿い 萩の花咲く道 2001.09.07 埼玉県北東部の菖蒲町は、カラシナから、フジ、ハナショウブ、ラベンダー、ヒマワリと花の見所が続く町。町の真中には、江戸時代に作られ、利根川から見沼へさらに永代橋へと結ぶ、84kmの大水路「見沼代用水」が流れる。利根川から水を取り入れた農業用水路、江戸への通船掘として重要な役割を果した。現在、水路沿いでは優しいハギの花が咲き乱れている。ヤマハギ、ミヤギノハギ、シラハギ、マルバハギ、ビッチュウハギ、合わせて1300株が植えられた「萩の径(みち)」は、役場周辺から約1.5kmにわたる。花は8月のなかばから咲き始め、すでにピークを迎えているので早めに訪れた方がよいだろう。水路沿いには、今も田畑が広がり、これから秋が深まるにつれ、色づく田んぼや真紅のヒガンバナなど、日本的な田園風景も展開するだろう。菖蒲町はイチゴやナシの産地でもあり、農協のグリーンセンターでは、”豊水”や地元の野菜なども販売している。食堂では、手打ちうどんも食べられるので立ち寄ってみてはいかが。 開 随時休 無休 料 無料 交 JR桶川駅からバス20分で野々宮下車、徒歩10分 駐 無料 役場 約50台 所 埼玉県埼玉郡菖蒲町 ![]() 問 0480-85-1111 菖蒲町役場 http://www.town.shobu.saitama.jp/ 0480-85-4444 グリーンセンター |