「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

福島・山都 飯豊連峰望む そばの里 開花始まる 2001.08.29

福島県の山都(やまと)町は、喜多方市の西隣にあり、百名山のひとつ飯豊山(いいでさん)の南に位置する。昭和59年頃より、町おこしとして蕎麦が取り上げられ、標高400〜500m、山あいの宮古地区では、民家13軒がソバを打つ「農家食堂」(要予約)が知られている。一帯には合わせて約15haのソバが作付けされ、雄大な飯豊山を背景に、清楚な白いソバ畑の広がる光景も見られる。現在、純白の花をつけ始め、9/10前後に見頃を迎えそうだ。”山都そば”の特長は、つなぎを一切使わずに打つ、比較的白いタイプのもの。農家の一間で素朴な味を楽しんでみては。ふもとの「飯豊とそばの里センター」では、そぱ打ちの実演や体験、そばを味わうこともできる。自宅でも手打ちができるようにと、道具一式を購入する人もいるそうだ。こね鉢から、のし板や棒、包丁など「そば打ちビデオ」まで入れて6万円位から、石臼は15万円。そば粉、玄そぱ、丸ぬきと各種そばも販売している。町では11月に「やまと新そばまつり」が開催される。

開 随時
休 無休
料 無料
交 JR山都駅から車で15分       
駐 ソバ畑は特になし
所 福島県耶麻郡山都町宮古
問 0241-38-3811 山都町役場 http://www.akina.ne.jp/~yama-lh/
   0241-38-3000 飯豊とそばの里センター
   0241-38-3830 山都町観光協会 (農家食堂関連)