岐阜・北方　20万本のひまわり畑と　特産のお菓子　2001.08.23

岐阜県の北方町（きたがたちょう）は、4年前から休耕田を利用して、ヒマワリの栽培を始めている。現在、「夕べが池（県の名水50選）」周辺では、3ha、20万本の黄色いヒマワリが見頃を迎え、今週いっぱいに訪れるのがよさそうだ。北方町は、町制が敷かれてから100年を越す歴史を持つが、岐阜市に隣接するため、近年人口の増加と同時に、転出入も多い。そこで、”こころのふるさとづくり”を柱に町づくりをすすめ、”花いっぱいの町づくり推進本部”などを設置した。今年度は、有志が「ひまわりの会」を発足し、8/25・26に「ひまわりまつり」も開催する。コンサートの他、ヒマワリを素材にした、ひまわりクッキーやアイスが並ぶバザーも行われる。一方、伝統ある町には、昔ながらの味を伝える店もあり、美濃地方の農家で食されてきた”みょうがぼち”（小麦粉の生地でソラマメの餡を包み、ミョウガの葉で巻いて蒸した素朴なもの）や、隣の真正町の特産品でもあるマクワウリを用いた、グリーンの”まくわうり羊羹”が町内で販売されている。

岐阜県本巣郡北方町柱本池之頭