「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

北海道・追分 メキシコの 赤いひまわり 咲く町 2001.08.21

北海道の追分町は、 千歳市の東に位置し、メロン栽培などの盛んな田園地帯が広がる。日本最古の保健保安林に囲まれた「鹿公園」では、7月中旬から、数千株の”赤いひまわり”が咲き始めた。1本の茎にたくさん花をつけるため、霜の降りる前、10月頃まで楽しめそうだ。赤いヒマワリは、メキシコ・中南米原産、キク科の植物チトニア(メキシコヒマワリ)。コスモスに似た直径約10cmの花は、表側の花びらが赤、裏は黄色で、古代アステカ帝国の国花であったとも伝えられている。今では、追分町の町花として、公民館前に3000株他、町内で1万株以上植栽されている。もともとは、今は亡き菊池前院長が文献で知った念願の花の種を、現院長がメキシコからとりよせ、病院で蒔いたのが始まり。その後、”赤いひまわり100万本の会”を設立し、町民に種を無料配布するなど、赤いヒマワリ栽培の活動をひろめてきた。特産品やグッズなど町おこしにも貢献している花だ。現在、”白いひまわり”も栽培を始め、これからが楽しみなところだ。

開 随時
休 無休
料 無料
交 JR追分駅から徒歩10分
駐 無料 50台
所 北海道勇払郡追分町
問 01452-5-2411 追分町役場 http://www.adnet.or.jp/oiwake/
   赤いひまわり100万本の会 http://www.akai-himawari.or.jp/