「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

愛媛・大洲 肱川の流れ ひまわりと夏の風物詩鵜飼 2001.07.30

愛媛県の大洲市は、”伊予の小京都”と呼ばれる城下町。ツツジで有名な冨士山(とみすやま 標高320m)の裾を肱川が蛇行して流れる。現在、下流にあたる五郎河川敷では、人の背丈程のヒマワリが咲き乱れ、約5500平方mに2万本の群落風景が楽しめる。一番の見頃は8月はじめになりそうだ。青い空に、緑生い茂る山とヒマワリの花、赤い鉄橋”畑の前橋”がピリッとアクセントをきかせる夏景色だ。この一帯は、春はナノハナ、秋はコスモスの名所でもある。夏の夜の肱川には、鵜飼い船や屋形船も繰り出す。冨士山の近く、「大洲川まつり花火大会」の会場ともなる肱北・肱南河原周辺だ。かがり火を焚く鵜飼いの船が川面を照らし、日本三大鵜飼いのひとつ、40年以上続く夏の催しが行われる。さらに8月下旬からは、如法寺河原で300年の伝統行事”いもたき”も始まる。大洲特産の夏芋や、鶏肉、油揚げ、コンニャク、シイタケなどを鍋に入れグツグツ煮る。満月には、夜風に吹かれながら鍋をつつく人が河原にあふれる。

開 随時 (五郎河川敷)
休 無休 (五郎河川敷)
料 無料 (五郎河川敷)
備 6/1〜9/20 鵜飼い
  8/3・4 大洲川まつり花火大会
  8/24〜10月中旬 いもたき
交 JR伊予大洲駅から車で10分で五郎河川敷
駐 特にはなし(五郎河川敷)
所 愛媛県大洲市
問 0893-24-2111 大洲市役所 http://www5.ocn.ne.jp/~oozu/