「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

大分・県民の森 香りの森博物館とラベンダーの丘 2001.06.19

大分県の野津原(のつはる)町、標高650mの四辻峠付近には、広大な平成森林公園がある。洒落た欧風建築の「香りの森博物館」を中心に、およそ3000株100万輪のバラ園やハーブ園、温室、2ha2万本のラベンダーの花咲く「香りの広場」、「香りの森」などが配されている。現在、バラはすでに満開、ラベンダーは咲き始めで、丘一面が紫色に染まるのは、来週から7月上旬となりそうだ。他にブルーサルビアやジニアリネアリスなど色とりどりの花々が花壇を飾る。博物館は、古代エジプトから中世ヨーロッパ、インド、中国などそれぞれの時代や国における香り文化を紹介。香水瓶変遷のコレクションも興味深い。日本にも香りを聞く文化”香道”があり、香庵では定期的に聞香会も行なわれている。他に、アロマテラピーやオリジナル香水、シャンプーリンス、ビーズコロン作りなどの体験も可能。ハーブレストランでは、由布岳や鶴見岳を遠くに眺めながら、ハーブ入りのパンや食事、ハーブティーなど香りにつつまれたひとときを過ごしてみては。

開 随時 香りの森博物館(9:30〜17:00 夏期〜18:00)
休 無休 香りの森博物館(月曜)
料 無料 香りの森博物館(大人700円 高校生350円 小・中学生250円)
交 JR大分駅から徒歩5分、大分バス本社前からバスで1時間15分、さらに車で10分
駐 無料 220台
所 大分県大分郡野津原町荷尾杵
問 097-589-2660  香りの森博物館 http://www1g.mesh.ne.jp/musee/


   ※残念ながら「おおいた香りの森博物館」は平成16年9/30をもって休館
    平成18年3月末をもって廃止