青森・深浦　行合崎　日本海望むニッコウキスゲ群落　2001.06.18

青森県の深浦町は、世界遺産「白神山地」の北側に広がる町。夕陽の美しい日本海側は、奇岩怪石の海岸線が続く「津軽国定公園」、豊かな自然と変化ある風景が楽しめる場所だ。現在、行合崎（ゆきあいざき）では、ニッコウキスゲの花が群生して咲いている。海岸はゴツゴツとした岩場だが、岬の草原は一面黄色いニッコウキスゲにつつまれる花畑。花はまだ3、4分咲きと少ないが、6月末頃に一番の見頃を迎えそうだ。潮風に吹かれながら、のんびりと花を眺めてみたい。車で10分程走ると、深浦町の観光拠点「ピアハウス」に着く。グラスボートが発着し、海産物をはじめとする観光物産も展示販売している。天候によっては、沖合いの遊覧船から白神山地を望むこともできるという。さらに南には、秘湯で有名な「不老ふ死温泉」の露天風呂がある。波打ち寄せる湯船に浸かりながら、日本海に沈む夕陽を眺めるのは、旅の醍醐味。新館・本館で入れる時間帯・料金など異なるので事前に確認してから出かけよう。

青森県西津軽郡深浦町