「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

千葉・本土寺 花菖蒲と紫陽花 しっとりと雨に濡れ  2001.06.15

千葉県の松戸市にある本土寺は、700年余の歴史を持つ日蓮宗の古刹。”あじさい寺”としても名高い。境内では雨に濡れた花々が、一際、みずみずしく見える。およそ80種5000株のハナショウブも、ちょうど見頃を迎え、これから1週間が花の盛りとなるだろう。色とりどりのアジサイは25種3万株にも及ぶ。こちらは、7月はじめ頃まで花が見られそうだ。本土寺では、アジサイの中でも、特に紅色を帯びた花が多く、その色合いを見て欲しいと話す。北小金駅から寺までの参道は、かつて水戸光圀寄進による松並木があったが、今では枯れてなくなり、かわりにケヤキの遊歩道が続く。花の好きな方には駅からも近いので、歩いていらっしゃる方がいいですよとのことだ。松戸市を南に下ると、江戸川には”矢切の渡し”の船着場があり、手漕ぎ舟の音が川面に響く。渡れば葛飾区、寅さんでお馴染みの「柴又の帝釈天」。さらに同区には、ハナショウブの名所「水元公園」もあり、こちらは100種1万4000株の花が6/20頃まで楽しめそうだ。

開 8:00〜16:30
休 無休
料 大人500円 こども300円
交 JR北小金駅から徒歩10分
所 千葉県松戸市平賀
問 047-346-2121 本土寺
  047-366-1111 松戸市観光協会 http://www.intership.ne.jp/~m.kankou/