北海道・硫黄山 白い噴煙とエゾイソツツジの大群落 2001.06.14 北海道の弟子屈(てしかが)町と言えば、道東を代表する観光スポット。蒼い水をたたえた摩周湖と”クッシー”で話題となった屈斜路湖を有する町。標高512mの硫黄山(アトサヌプリ アイヌ語で”裸の山”)では、山麓にエゾイソツツジの大群落が100haにわたり広がっている。現在、白い清楚な花が満開間近、これから6月末まで見頃となりそうだ。エゾイソツツジは、ツツジ科の高山植物。1cm程の小さな花が、まり状に密集して咲く愛らしい花だ。しかし、自生地は、むきだしの山肌から今も煙が立ち昇る、活火山の山裾。低木ながら、厳しい条件に立ち向かう、生命力の強さを秘めた植物だ。群落内には、約3kmの「つつじヶ原自然探勝路」があり、6/10〜9/10には、毎朝5:45に川湯温泉を出発する自然探勝ツアーが行われる。名ガイドさんの話を聞きながら早朝の散歩はいかが。周辺は、砂湯をはじめ屈斜路湖を望む露天風呂などの温泉巡りも楽しみ。自然の雄大さを味わうなら、湖や硫黄山を空から眺める遊覧飛行もある。 開 随時 (6/23 白つつじ祭)休 無休 料 無料 交 JR川湯温泉駅から徒歩で20分 駐 有料 150台(410円 レストハウス) 所 北海道川上郡弟子屈町 ![]() 問 01548-3-2255 川湯温泉観光協会 摩周湖ホームページ http://www.masyuko.or.jp/ |