群馬・尾瀬ヶ原 広大なるミズバショウの別天地 2001.06.04 群馬県片品村と福島県檜枝岐村にまたがる尾瀬ヶ原。2000m級の山々に囲まれ、ぽっかり生まれた空間に、どこまでもどこまでも湿原が続く。純白のミズバショウが群れ咲き、ハイカー憧れの季節が始まった。ミズバショウの魅力は、その清楚な花姿にあるだろう。美しいラインを描き、花びらのような白い部分は、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、中心の黄色い部分が本来の花だ。咲き始めは小さく初々しいが、時とともに苞も成長し、逞しいばかりになる。群落は見頃を迎え、6/15頃まで花を楽しめそうだが、なるべく早く訪れるのがよいだろう。花が終わった株から、目の覚めるようなライトグリーンの葉が巨大化していく。山の鼻ビジターセンターでは、この新緑も楽しんで欲しいと言葉を添える。他に、黄色いリュウキンカやピンクのショウジョウバカマ、ワタスゲの花やタテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、チングルマ、ミツガシワなども咲き始めている。檜枝岐村側、標高が200m高い尾瀬沼周辺、大江湿原でもミズバショウが咲き始めた。 開 随時休 無休 料 無料 交 JR沼田駅からバス1時間50分戸倉下車、バス乗り換え20分鳩待峠下車、 徒歩1時間で山の鼻、さらに2時間で中田代 駐 有料 1100台(戸倉) 所 群馬県利根郡片品村 ![]() 問 0278-24-7592 山ノ鼻ビジターセンター(尾瀬ヶ原) 0241-75-2247 尾瀬沼ビジターセンター(尾瀬沼) 尾瀬保護財団 http://www.oze-fnd.or.jp/ |