「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

大阪・高槻 100万本の花しょうぶ園とほたるの里  2001.06.01

大阪府高槻市の北部には、淀川の上流にあたる田能川が流れている。標高350m付近の谷あいには「高槻花しょうぶ園」があり、緑の山々に囲まれた2haの園内に、500種100万本ものハナショウブが植えられている。現在花は2分咲き、あでやかさを競う花の見頃は、来週から6月末となりそうだ。ハナショウブのトップを切って咲くのは、”八ヶ岳”。少し赤みを帯びた薄い紫色の、三英咲きの花。”三英咲き”とは、がくが花弁化したもので、本来の花弁が小さいタイプ。本来の花弁も大きいものが”六英咲き”、さらにオシベまで花弁化したものを”獅子咲き”と区別する。園内のハナショウブ全てに木札で花の名前が書かれているので、雅な姿形と名前を見ながら、巡り歩きたい。6/8から週末には、幻想的な夜間の花園も見られる。同じ頃、市内では、田能川からやや南に下った芥川の流域で、ホタル観賞も可能だ。ホタルはすでに舞い始めており、摂津峡大橋付近が中旬、上流の二料付近が下旬の見所ポイントになるだろう。

開 6/2〜7/8 9:00〜17:00 
休 期間中無休
料 大人800円 こども400円
備 ライトアップ 6/8〜7/8の金・土・日曜 〜21:00
交 JR高槻駅から樫田方面行きバスで40分、しょうぶ園前下車
駐 無料250台
所 大阪府高槻市田能
問 0726-88-9133 高槻花しょうぶ園
   0726-74-7111 高槻市役所 http://www.city.takatsuki.osaka.jp/