北海道・恵山　彩り鮮やかエゾヤマツツジの群落　2001.05.24

北海道の恵山（えさん）町は、津軽海峡に面した亀田半島の東端に位置する町。標高618mの活火山、恵山がそびえる。現在、エゾヤマツツジの群落が山裾を鮮やかに染め始めている。燃えるような赤や朱色、ピンクなどの花は3分咲き、週末から月末にかけて見頃を迎えそうだ。恵山は、エゾヤマツツジと後から咲き出すサラサドウダンツツジ、合わせて60万株のツツジの名所。さらに、エゾイソツツジやコケモモなど高山植物も見られる花の山だ。山頂まで登れば、ぐるり360度の展望も開ける。天気がよければ、津軽海峡の向こうに下北半島の恐山、内浦湾側には羊蹄山、太平洋側には日高山脈を見渡すこともできるだろう。「恵山つつじまつり」の期間中は、ヘリコプターの遊覧飛行で、海、山、花の眺望を楽しむことも可能だ。なお、国道278号線沿い「道の駅　なとわ・えさん」では、5/27に尻岸内沖で獲れたホッケの直売会を行う。浜値なので土産にいかが。他にも鮮魚直売店や海鮮レストランがあるので立ち寄ってみたい。

北海道亀田郡恵山町