北海道・札幌　大通公園　ライラックの並木道　2001.05.18

北海道札幌市の大通公園と言えば、真冬に行われる「さっぽろ雪まつり」で有名な都市公園。初夏には、ライラックの花が甘い香りを運び、「さっぽろライラックまつり」が行われる。東西およそ1.5kmに伸びる大通公園には、白いライラック30本、紫系ライラック370本、合わせて400本が植栽され、花はそろそろ見頃を迎える。今年は開花が若干早いため、5/25〜5/27のライラックまつりの辺りがピークとなりそうだ。札幌市の木であるライラックは、別名リラ、ムラサキハシドイと呼ばれるモクセイ科の植物で、アフガニスタンなどが原産地。筒型の先が4つに分かれた小花がまとまって咲く。爽やかな花は、噴水やテレビ塔、時計台などを配した、北国のモダンな街並みに、よく似合う。祭り期間中には、ライラックの苗木プレゼント、世界のライラックいけばな展や野の花をテーマにした創作造花展、ドライフラワーの花などを用いた万華鏡講習会、大道芸などが開かれる。北海道を代表するもうひとつの花、スズランの栽培教室もある。

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