「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

福島・フルーツラインは 花のシーズン真っ盛り 2001.04.20

福島県は、全国第2位の栽培面積を誇るモモをはじめ、ナシ、カキ、リンゴ、ウメなどの生産地として有名な「くだもの王国」だ。福島市では、吾妻山の東側、山裾をつなぐ県道上名倉飯坂伊達線が「フルーツライン」として親しまれている。交差する福島吾妻裏磐梯線(高湯街道)や国道13号線とともに、果樹園が集中する場所だ。現在、ピンクのモモや白いナシの花が一気に咲き出し、ナノハナなどと合わせて、一帯は淡い花景色につつまれている。続いてリンゴの花も咲き出す気配を見せ、待ち望んだ春を謳歌するようだ。点在する果樹園の花を愛でながら、フルーツラインを走りぬけるには、絶好の季節だ。実りのシーズンを迎えると、3路線合わせて数十軒の直売所やくだもの狩り園が並ぶ。穫れたての味覚を求めて訪ねてみたい。なお、4/20から磐梯吾妻スカイラインがオープン(乗用車1570円)。今年は残雪が多いので、登山には注意が必要だ。また、浄土平周辺の登山道は整備のため5月から一部通行止めが行われる。

開 随時  
休 無休
料 無料
交 フルーツライン(県道上名倉飯坂伊達線)
駐 特になし
所 福島県福島市
問 024-535-1111 福島市役所  http://www.city.fukushima.fukushima.jp/index.html