長野・穂高　安曇野に春の気配　大王わさび農場　2001.03.19

長野県穂高町は、北アルプスの東に広がる展望の素晴らしい町。豊科町との境は、名水百選”安曇野わさび田湧水群”で有名な地域だ。年間を通して13度前後の澄んだ流れには、特産のワサビが青々と育つ。「大王わさび農場」では、3月中頃から白い清楚なワサビの花が咲き始めている。花はまだ小さく、露地植えのワサビ畑が花開き、見頃を迎えるのは、3月下旬〜4月はじめになりそうだ。可憐な花との出会いを楽しみにしたい。大王わさび農場は、ワサビ関連の土産が並ぶ一大観光スポット。ワサビ漬をはじめ、ワサビソフトクリームや風味の効いたワサビアイス（各250円）、ワサビセンベイ、ワサビコロッケも。コロッケは、具の中にワサビの茎が入り、揚げたてにワサビマヨネーズを付けて1個200円、テイクアウトも可能。まだまだ新製品が出てきそうな勢いだ。穂高町では、平野部は雪解けしてきているが、山はまだ、すっぽり雪が残る。雪形が見られるようになるのは、ようやくGWの頃。本格的な春の到来はもう少し先だ。

長野県南安曇郡穂高町