「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

香川・綾南 梅の香りにつつまれる滝宮天満宮 2001.03.09

香川県の綾南町は、888年に、菅原道真が讃岐守として在任した土地。滝宮天満宮は道真亡き後、行基により創建、およそ1100年の歴史を持つ由緒ある天満宮だ。木々に囲まれた6700平方mの境内には、大宰府天満宮から寄贈された道真ゆかりの”飛梅”をはじめ、白梅やほんのり色づいた薄紅梅など約100本のウメの木がある。ちょうど花は満開の時を迎え、辺りに芳しい香りを放っている。天満宮では、菅原道真の命日2/25に”梅花祭”が行われ、4/24の”うそかえ神事”の日には、”献麺式”も行われる。献麺式とは、讃岐うどん発祥の地と言われる綾南町で、麺文化の向上、讃岐うどんの隆盛を祈願し、手打ちうどんを奉納するもの。さらに近くの「道の駅滝宮」にはうどん会館(TEL 087-876-5018)があり、予約すれば手打ちうどんの体験も可能だ(大人1500円 こども1000円)。隣接するレストランで打ち立てのうどんを味わってみてはいかが。なお、周辺の国道32号綾南バイパス中央分離帯にも、梅並木が続く、こちらは8分咲きだ。

開 随時
休 無休
料 無料
交 高松琴平電鉄滝宮駅から徒歩3分 高松空港より車で20分
駐 
所 香川県綾歌郡綾南町
問 087-876-1111 綾南町役場 http://www.town.ryonan.kagawa.jp/