埼玉・武蔵丘陵森林公園　梅林内3万株の福寿草　2001.02.27

埼玉県滑川町の「国営武蔵丘陵森林公園」は、広さ304ha、東京ドーム65倍の面積を持つ。アップダウンがある園内には、木々の合間を縫うサイクリングコースやマラソン、クロスカントリーのコースをはじめ、都市緑化植物園、花木園、かけっこやボール蹴りができる芝生広場、”わんぱくとりで”など一日たっぷり遊べる場所だ。梅園には110種600本のウメがあり、八重の紅梅は見頃を過ぎたが、全体的には一番の見頃を迎えている。梅園の足元には、3万株のフクジュソウが次々に咲く。こちらも今が花のピーク。早春のウメとフクジュソウを同時に楽しめるおすすめポイントだ。どちらも3月上旬までが花の盛りとなるだろう。2/3〜3/18の「梅まつり」では、”梅の家紋”や”梅がつく銘柄の日本酒”展、”梅の種飛ばし”や”種ピンボール”、”きき香”などのイベントも行われる。公園は、3月下旬になれば散策コースの一隅でカタクリが咲き始め、4月には1000本のサクラ、5月は100万本のポピーが揺れる、花の名所だ。

埼玉県比企郡滑川町