「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

佐賀・武雄 歴史ある温泉町と御船山東麓の梅林  2001.02.26

佐賀県武雄市は、1200年の歴史を重ねる温泉と焼物で知られる町。入り口には風格ある朱塗りの楼門もそびえる。町の中心部近くには標高207m、天然の名園とも称される、御船山(みふねやま)がある。山の西側には特に奇岩が多く、「御船山楽園」はツツジで有名な場所だ。今の時期には山の反対側、東麓に広がる「御船ヶ丘梅林」を訪ねたい。5万坪の梅林には、白梅を中心に3000本が植えられ、辺りには早春の香りが漂う。現在ウメは5分咲きで、今週末に見頃となりそうだ。2/11〜3/11の観梅期間には、土・日曜に吟遊会などが行われる他、梅うどんや梅ヶ餅などの茶屋もある。同時期、武雄温泉街では「人形まつり」も開催中なので、こちらにも足を運んでみたい。陶器の人形の他、土人形、紙製、布製、木製など、様々な手作り人形がお店に並び、展示販売もする。また、温泉で殿様気分を味わうなら「殿様湯」はいかが。領主の鍋島氏やシーボルトも利用したと伝えられる”総大理石”の見事な貸切風呂だ。

開 随時
休 無休
料 無料 
備 殿様湯(鷺の湯) 0954-23-2111 9:00〜21:00受付 貸切1時間3800円〜
交 JR武雄温泉駅から徒歩で20分
駐 無料 約30台
所 佐賀県武雄市
問 0954-23-9111 武雄市役所 http://www.saganet.ne.jp/takeo/