北海道・紋別　ガリンコ号IIと流氷まつり情報　2001.02.07

北海道紋別市は、オホーツク海沿岸の街。流氷砕氷船ガリンコ号IIが運航している。砕氷船はアルキメディアン・スクリューなるドリルを持ち、流氷をガリガリ砕きながら前進するのが特長。今年は、流氷の初接岸が早かったが、現在本体は沖合いに後退、風が吹くと一晩で30km移動することもある。本日は薄い流氷が流れ始めたので、再来が待ち望まれるところだ。平坦だった流氷が沖合いで風にもまれて、氷のオブジェとなってやって来るかもしれない。例年一番の見頃は2月中旬〜3月上旬、今年はどうなるだろうか。2/10〜2/25には、早朝6:00発のクルーズも開始。朝日に輝く流氷原や、珍しい四角い太陽を拝むことができたらラッキーだ。一方、2/8から、市内で「流氷まつり」が始まる。厳しい寒さを逆手にとって、氷柱ガマン抱きつき大会や氷早切り大会、大きな氷に入刀する流氷結婚式などユニークなイベントを開催。氷点下丸かじりパーティ（入場1500円）や、氷で造られた東京駅などのライトアップも楽しみだ。

北海道紋別市