「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

静岡・雪残る 修善寺自然公園に 梅の花 2001.01.31

伊豆半島北部の修善寺町は、平安時代初期に弘法大師が開基した修善寺と、伊豆最古と言われる温泉の歴史を持ち、桂川の流れに沿って温泉旅館の町並みが続く。丘陵地帯にある修善寺自然公園梅林では、先日降った雪がまだ残り、明日から始まる「梅まつり」に備えて雪かきが行われた。梅の花はまだ一分咲きと蕾は固い。例年より花は遅れ気味で、見頃は2月なかばになるかもしれない。自然公園全体は80ha、梅林は3haの広さを持ち、樹齢100年を越す老木など、20種3000本の紅白梅が植えられている。園内には、修善寺物語などの文学碑が建ち、花の盛りには”花と文学の散歩道”を巡り歩いてみたい。まつり期間中には、甘酒が振舞われる他、鮎の塩焼きやしいたけ焼きなどの店も出る。春の到来が待ち遠しいところだ。修善寺温泉には、昨年、新たな日帰り入浴スポット「筥湯 (はこゆ )」がオープンした。高さ12mの趣向をこらした望楼を持ち、温泉は木の香りあふれる檜の内風呂だ。

開 随時 (修善寺梅林 梅まつり 2/1〜3/10)
休 無休
料 無料
備 筥湯 0558-72-5282 12:00 〜 21:00 小学生以上350円 駐車料(有料 400円/時間)
交 伊豆急修善寺からバスで10分もみじ林下車徒歩10分
駐 まつり期間のみ有料 200円
所 静岡県修善寺町
問 0558-72-9859 修善寺町役場