北海道・オホーツク　流氷の海を進むおーろら号　2001.01.19

北海道網走市では、今年はすでに1/8に流氷の初接岸を記録し、昨年の1/31に比べ3週間余も早い到来だ。流氷観光砕氷船の”おーろら”は、1/20から正式運航を始める。広大な北の海に浮かぶ氷の群れは、寄せたり引いたり、せめぎ合ったりと常に変化している。流氷の状況は、毎日「海上保安庁水路部」と「網走市」のHPで図示され、特に水路部の「流氷情報センター」では、海氷の写真や海氷用語の解説も行われているので、氷を見るポイントをつかんでおきたい。ひとくちに氷といっても千差万別。白く輝く氷もあれば、鈍く光を反射するもの、ブルーを帯びて見えるものなどいろいろ。観光船のコースは氷の状況如何だが、海上では、氷の他、オオワシ、オジロワシなどのバードウォッチングを楽しんだり、運がよければ、アザラシなどに出会えるかもしれない。船は予約制で、2/9〜2/12の「網走流氷まつり」は、すでにいっぱいの状況だ。2〜3月には、夕日の海を進む”サンセットクルーズ”に人気が集まる。

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