「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

和歌山・潮岬 本州最南端 菜の花畑と水仙の道 2001.01.16

和歌山県串本町、太平洋の荒波が砕け散り、白亜の「潮岬灯台」や10haにおよぶ「望楼の芝生」などで知られる潮岬では、今年から「潮岬観光タワー」の北側にナノハナを育て始め、新たな花の名所として整備する予定だ。花畑があるのはNTT用地として使われていた場所。1haのうち1500〜2000平方mの面積を充てた。花はほぼ満開となり、これから2月まで楽しめるだろう。初年度は、面積も花数も多くないが、今後は増やしていくそうだ。一方、望楼の芝生の遊歩道を縁どる15万本のニホンズイセンは、今年は開花が早く、すでにピークを過ぎているが、まださわやかな香りを辺りに漂わせている。1/27には、「本州最南端の火祭り」として望楼の芝焼きが行われる。凧揚げ大会、郷土料理トビウオの団子汁「しょらさん鍋」の振る舞い、太鼓の競演などがあり、芝焼きの様子は、潮岬観光タワーから眺めることもできる。芝焼きの後、3月末になれば、一帯の芝生は緑の新芽に変わることだろう。

開 随時
休 無休
料 無料
備 1/27 17:00〜 芝焼き式典
交 JR串本駅からバスで20分潮岬下車
駐 無料 100台
所 和歌山県西牟婁郡串本町
問 0735-62-3171  串本町観光協会  http://www.cypress.ne.jp/kusimoto/