「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

兵庫・淡路島 初春の海を望む 野水仙の花畑 2001.01.10

兵庫県の南淡町は、淡路島の最南部にあたり、大鳴門橋が架かる町。紀伊水道に面した灘黒岩水仙郷には、500万本ものニホンズイセンが自生し、日本三大群生地のひとつに数えられる。標高608m、淡路島の最高峰、諭鶴羽(ゆずるは)山から、一気に海へと下る45度の急斜面に、爽やかなスイセンが覆い尽くさんばかりに咲く。今年は開花が早く現在5分咲き、今月いっぱいが見頃で、2月初旬にはピークを過ぎてしまうため、早めに訪れよう。7haの自生地には30分程の遊歩道コースがある。早春の海を眺めながら、花の香りにつつまれて散策してみたい。1/14の「水仙まつり スペシャルデー」には、沼島水軍太鼓が轟き、地酒や郷土料理の水仙鍋(ぼたん肉・そうめん・かまぼこ)が振る舞われる。海沿いの南淡水仙ラインを走れば、隣の洲本市には、300万本のスイセンが植栽された「立川水仙郷 」がある。こちらは、早咲きのスイセンが満開、2月いっぱい、代わる代わる咲くスイセンの花を楽しめそうだ。

開 9:00〜17:00 2月中頃まで
休 期間中無休
料 大人500円 小・中学生300円
備 立川水仙郷 0799-27-2653 8:00〜17:00 大人500円 こども300円
交 福良から車で30分
駐 無料
所 兵庫県三原郡南淡町灘黒岩
問 0799-56-0721 灘黒岩水仙郷 http://www1.nandan-unet.ocn.ne.jp/