静岡・熱海梅園　新春の香り　2分咲きの梅　2001.01.09

温泉地で名高い静岡県熱海市の「熱海梅園」は、日本一早咲きと言われる梅の名所。1万坪、約3.3haの庭園には、樹齢100年を超える古木を含め、750本ものウメが植栽され、早咲きから遅咲きに至るまで、長い期間花見を楽しめる場所だ。園内を流れる初川には橋が架かり、高さ13m、幅30mの”梅見の滝”は、滝の裏から梅園を望む趣向も味わえる。1/7に雪がちらついた梅園のウメは、今年はやや遅めで現在2分咲き、一番の見頃は1月下旬から2月中旬になりそうだ。1/14〜3/11には恒例の「梅まつり」を開催、初日は芸妓さんの野点で華やかに幕開け、露店も立ち並び賑わいをみせるだろう。熱海市の海沿いには、「マリンスパあたみ」が昨年夏オープンした。4種のサウナを始め、バイブラやジェットバス、打たせ湯など16種の浴槽やウォータースライダーがあり、熱海湾を一望しながら、水着着用で温泉を楽しむスポットとして注目されている。時間があれば立ち寄ってみては。また、同市「姫の沢公園」ではサザンカやカンツバキが見頃を迎えている。

静岡県熱海市梅園町