北海道・夢をのせ雪原を走るトナカイそり 2000.12.21 北海道最北部にある幌延(ほろのべ)町は、サロベツ原野の一画を担い、夏には洋上に浮かぶ利尻を背景に、花々が咲き乱れる別天地。打って変わって真冬には、時としてダイヤモンドダストさえ見られる極寒の地となる。そんな厳しい自然の中で、約80頭のトナカイが牧場で放し飼いにされている。「幌延町トナカイ観光牧場」に雪が降り積もり、一面の銀世界になると、トナカイそりの出番だ。冷たい外気に頬を真っ赤に染めて、北国のこどもたちがそりに乗り込む。そりは積雪期のみのお楽しみ。例年12〜4月頃まで行われる。トナカイは、雌雄どちらにも角があるが、雄の方が体も大きく角も立派になる。角は毎年生え変わり、雄は秋に、雌は出産後の5月頃に落角する。毛も夏の焦茶色から、冬は白へと色が変わる。トナカイはエサを手の平に載せると、ぺろりとなめるように食べる、穏やかな動物だ。牧場では12/25にリニューアル1周年を記念して、入場無料、そりも無料のイベントを行う。もちつきやサンタさんとのゲームもある。クリスマス最高の贈り物だ。 開 9:00〜17:00 (4/29〜9/30 9:00〜18:00)休 12/31〜1/3 料 大人500円 こども200円 (トナカイそり 積雪期のみ 大人500円 こども200円) 備 12/25 トナカイホワイトフェスタ 入場・そり無料 交 JR幌延駅から車で5分 駐 無料 約50台 所 北海道天塩郡幌延町 ![]() 問 01632-5-2050 トナカイ観光牧場 幌延町役場 http://www.dosanko.co.jp/horonobe/ |