福岡・のこのしまアイランドパークの日本水仙　2000.12.20

福岡県福岡市、博多湾に浮かぶ周囲12km程の小さな能古島（のこのしま）は、博多っ子の格好のレジャースポット。四季折々の花の名所、「のこのしまアイランドパーク」もある。今の季節は、ニホンズイセンやサザンカがちょうど見頃を迎えている。スイセンは12月に入って例年並みに開花したものの、その後早いペースで開花が進み、現在10万本のうち6、7分咲き。例年なら2月頃まで花を楽しめるが、今期は1月いっぱいまでが見頃と予想している。年の瀬でもお花畑はすっかり早春の気分だ。サザンカも次々と花が咲き、同じ頃まで見られそうだ。15haの園内には、明治の風情が漂う「思ひ出通り」も設けられている。「ふくおか’82大博覧会」 の建物を移築したもので、一画では能古焼きのロクロ回しや絵付け体験ができ、昔懐かしい品物も販売している。グラフィックデザイナー西島伊三雄のわらべの絵やコマ1500個を展示するスペースもある。他に、こどもたちが体を動かして遊べる大斜面などがあり、冬休みに家族でのんびり訪ねてみたい所だ。

福岡県福岡市西区能古島