「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

千葉・大原 1500種の椿公園 開花始まる 2000.12.19

千葉県大原町は、九十九里浜と外房リアス式海岸の分岐点にあたる町。町役場近くにある2.75haの「椿公園」では、桃色の”大原の里”をはじめ、上品な朱鷺色の”上総の月”、白い一重の”鳴海白”など1500種ものツバキを植栽している。花は早咲きの品種から咲き始めており、3月の遅咲きに至るまで、順次楽しめるだろう。また、大原町は、「椿の里」と称される程、民家の生垣にヤブツバキが多い。防風林としての役目を持ち、中には樹齢数百年と言われるような古木も見られる。国道126号の若山歩道橋付近からサンライズガーデンにかけての道沿いにツバキが多い。日在浦(ひありうら)海岸には、ツバキのトンネルもある。ツバキは長い間に交配が重ねられ、色合いや形も多様化している。かつては「椿まつり」なども行われていたが、現在は催しもないので、静かに花を訪ね歩きたい。なお、元旦には大原海水浴場で、無病息災を祈る御輿の渡御が行われる。勇壮な黒潮太鼓が鳴り響き、大松明が灯され、「初日の出を見る集い」が開かれる。

開 随時
休 無休
料 無料
備 初日の出を見る集い 1/1 5:30〜
交 JR大原駅から徒歩15分
駐 無料 34台 椿公園
所 千葉県夷隅郡大原町
問 0470-62-1111 大原町役場 http://www.town.ohara.chiba.jp/