東京・八丈島　南の島に咲く鮮やかな花たち　2000.12.04

東京のはるか南、黒潮に囲まれた八丈島は、気候が温暖なため、亜熱帯植物も成育する南国の島。一年を通して色鮮やかな花が楽しめるフラワーアイランドだ。今の時期見られる花は、海岸の岩場などに咲く黄色いイソギクが12月なかばまで、民家の庭先など島の各所では、極彩色のストレチアも咲き誇り、2月いっぱいまで楽しめそうだ。北部の大越アロエ園では、真っ赤なキダチアロエの花もぼちぼち咲き始め、今月末には見頃を迎えそう。青い海をバックに12万本ものアロエが咲くと壮観な眺めだ。12/23〜1/22には、同園で「ヘルシーフェスタ　in　八丈島」が開かれ、特産品の販売や、アロエベラの刺身をはじめ、クサヤ、焼酎、アシタバ茶などの無料サービスも行われる。1/13・14には、大越鼻灯台の一般公開もある。なお、元旦のご来光は八丈富士（標高854m）で6:40と、富士山の6:45、犬吠埼の6:46よりも早い。八丈島で夕日を眺めるなら大坂トンネルの展望台、朝日を拝むには八丈島灯台からの眺めもおすすめだ。

東京都八丈島八丈町