鹿児島・野間半島 岩場に咲くサツマノギク 2000.11.20 鹿児島県笠沙(かささ)町の野間半島では、白や薄いピンク色を中心とした素朴な野菊、サツマノギクが潮風を受けて咲き乱れている。青い海を背景に国道226号、海岸線沿いに見られる花は、笠沙町の花でもあり、これから12月のなかばまで楽しめそうだ。笠沙の地は、古事記によると神々が上陸した地とされ、海岸線は美しいリアス式海岸が続く。「焼酎づくり伝承展示館」のある「杜氏の里」や「笠沙美術館(黒瀬展望ミュージアム)」付近から海の展望を楽しみたい。夕日を眺めるなら、野間岬へ向かう手前にある高台の「夕日が丘公園」や半島先端の野間岬からの大パノラマがおすすめだ。国道のある西海岸は”九州サンセットライン”とも呼ばれ、東シナ海に沈む夕日を堪能できる。笠沙町は”日本夕陽百選”の候補地でもある。半島周辺は海釣りのメッカで、太公望には見逃せない場所。左党ならば、「杜氏の里」で地元の芋焼酎”一どん(いっどん)”を味わってみては。 開 随時休 無休 料 無料 交 JR鹿児島駅からバスで加世田行き終点乗り換え野間池行き山神まで2時間30分 駐 特になし 所 鹿児島県川辺郡笠沙町 ![]() 問 0993-63-1111 笠沙町役場 http://www.synapse.ne.jp/~kasasa/index.html |