宮崎・えびの高原　池めぐりと黄葉を楽しむ　2000.11.11

宮崎県えびの市の「えびの高原」は、霧島連山の北に位置し、六観音の御池（みいけ）、白紫（びゃくしいけ）、不動池など火山湖が美しい。今年は冷え込みが進まず、紅いカエデの彩りは冴えないが、ミズナラ、シロモジなどの黄葉がちょうど見頃を迎えている。歩いて1時間半程の韓国岳、桜島や錦江湾の眺望が素晴らしい山頂付近や、霧島連山鹿児島県側、大浪池付近の紅葉はピークが過ぎた。県道1号沿いは始まったばかり、えびのスカイライン沿い、コスモスで知られる生駒高原のメタセコイア並木の黄葉はまだ先だ。御池周辺は、バードウォッチングのメッカ、野鳥を目当てに訪れる人も多く、池巡りのコースは1時間〜2時間程度、えびのエコミュージアムセンターで情報を得てから行動するとよいだろう。近くには”賽の河原”（さいのかわら）の露天風呂（8:00〜17:00　200円　男女別）もある。また、トレッキングの疲れをとる”足湯の温泉”がレストセンターにあるのもありがたい。えびの高原は5月のノカイドウや6月のミヤマキリシマなど花の名所でもある。

宮崎県えびの市