「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

愛媛・面河渓 岩と水の流れに映える紅葉 2000.11.07

愛媛県の面河(おもご)村は、霊峰石鎚山を源に、清らかな面河川が流れ下る村。最奥にある御来光の滝(日本の滝百選)をはじめとする滝、断崖や奇岩、樹海、白い岩肌と水の色の対比など、渓谷美で有名な面河渓がある。紅葉前線は石鎚スカイラインを過ぎ、渓谷は色づき始めたところ、今週末から来週にかけて見頃を迎えそうだ。散策には、五色河原、カエデの美しい紅葉河原、下熊淵など1時間半程の”面河本流”がスタンダードだが、支流にあたる”鉄砲石川”コースもおすすめ。岩壁が鎧(よろい)のヒダのように見える”鎧岩”、花崗岩に付着した電気石の結晶がモミジの葉に似た紋様の”紅葉石”などが見られる1時間程のコースだ。渓谷の入口「面河山岳博物館」(TEL 0892-58-2130 火曜・祝日の翌日休 9:30〜17:00 大人300円 こども150円)では、石鎚山系に生息する動植物や岩石などの資料を展示、ガイドブックも発行している。11/12まで「面河と上浮穴のキノコ写真展」を開催中、立ち寄ってみたい。

開 随時
休 無休
料 無料
備 11/12 ふるさとまつり
交 JR松山駅からバスで2時間30分で面河下車
駐 無料 約100台
所 愛媛県上浮穴郡面河村
問 0892-58-2111 面河村役場  http://www.nnland.co.jp/omogo/index.shtml