高知・香北　秋色のハーブ園を飾る花たち　2000.10.26

高知県香北町にある「棚田　ハーブ畑　STAGE　谷相（たにあい）」。高知市内や足摺半島、横浪半島を見渡す棚田の一画、30aの畑で今ハーブが花盛り。秋のテーマカラーは、アメジスト。黄色、ピンク、紫色のセージに、ろうそくの炎の形をしたピンクのケイトウ、香りの強い黄色のウインターコスモスなどが、刈り取りの終わった棚田を彩る。11月までがピーク、12月中頃まで楽しめそうだ。花を育てているのは、大畠さん。「花が大好きだから、色の取り合わせを考えて楽しんでます。どうぞ見ていってください。」という気持ちで、喫茶店のテラスから眺めたり、時にはイスを持ち出してコンサートや結婚式が開かれたりと、おおらかに花のある暮らしをエンジョイする。春は4月中頃から、カモミール、アネモネ、カリフォルニア・ポピー、アイスランド・ポピー、ヤグルマソウ、リナリア、ルピナス、ワスレナグサとカラフルに。夏になればグリーングラス、すがすがしい色合いに模様替え。花の話を始めたら、おしゃべりの花も咲きそうな場所だ。

高知県香美郡香北町谷相1247-3