熊本・南小国　コスモスの花とトンガリ帽子　2000.10.09

熊本県南小国町の「ふらわーパース　小国コスモス村」は、阿蘇の外輪山、大観峰から国道212号を北上、車で約10分の所にあり、標高600m、起伏に富んだ高原の花園。九重連山を一望できる絶好のロケーションに、コスモスの花がここぞとばかりに咲き乱れる。広さ3haの園内には、20種300万本ものコスモスが植えられ、赤、白、黄色、ピンク、オレンジ、一重、八重、筒型の花びらなど色とりどり。現在花は、満開まであと少し、今週末に一番の見頃を迎えそうだ。見所は山々の展望の他に、小国杉とコスモスとの取り合わせ。まるで緑のトンガリ帽子をかぶったように見える小国杉は、杉木立の足元に咲くコスモスのため下枝を切った結果、ユーモラスな形が並んだものだ。一方、谷間の霧に見え隠れする斜面のコスモスは幻想的な雰囲気を漂わせる。ここから少し足を延ばせば、小国杉で作られた八角形の「温泉館きよら」（TEL　0967-42-0325　9:30〜21:00　水曜休　300円）があり、一風呂浴びることもできる。

熊本県阿蘇郡南小国町赤馬場