「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

群馬・赤城山麓 畑に並んだ子ぎつねたち 2000.10.07

群馬県佐波郡東村、赤城山南麓、国定忠治のお墓近くの畑に一風変わった黄色の実が多数出現、話題になっている。植物の名前はフォックスフェイス。ブラジル産のナス科の植物。その色の鮮やかさとキツネの顔そっくりの形からキツネナス、カナリアナスとも呼ばれる。実に小さな角がいくつも付くため、ツノナスという名前で、フラワーアレンジメントの素材として見かける場合もあるだろう。赤堀町にお住まいの船戸さんが、5年前に趣味で1本買ったものから、種を増やし続け、今ではなんと1万本、およそ7000平方mの畑にまで広がった。1本が高さ3m位、30〜40個の実をつける。7月はじめ頃、ナスに似た紫色の花が咲き始め、次々花と緑の実を付けていく。小さな実が次第に黄色く大きくなり、オレンジ色を帯びて今が一番の見頃だ。そのユニークで愛らしい形と部屋に飾れば2ヶ月程は楽しめるため、分けて欲しいという人も多く、収穫を始めている。訪れるのはお早めに。もう一箇所赤堀町五目牛の畑でも栽培されている。

開 随時
休 無休
料 無料
備 フォックスフェイス 1束500円・1000円
交 JR国定駅から徒歩20分
駐 なし
所 群馬県佐波郡東村田部井
問 ・0270-62-8198  FAX兼用 船戸和雄方 ・夜間 0277-52-4424