埼玉・荒川村白久　奥秩父の山里にソバの花　2000.10.05

埼玉県荒川村白久（しろく）は、全国的にも珍しい、竹串を用い2人で操る”白久の串人形”（毎年4月公演）が伝わる土地。その一画、原地区では、ソバ畑に白く可憐な花が咲き、ちょうど見頃を迎えている。今週末から来週はじめまでに訪ねたい。奥秩父の山に囲まれた荒川村には、合わせて10ha程のソバ畑があり、”そばの里”として村おこしをはかっている。予約すれば、「そば道場　あらかわ亭（TEL　0494-54-1251　火曜休）」や民宿で、そば打ち体験が楽しめる。村の中心的な施設「道の駅　荒川村」では、手打ちの生そばをはじめ、石臼挽きのそば粉、そばっ茶（特産のクワの葉とソバの実を煎じたものをブレンドした健康茶）、そば豆腐など、そば関連製品が並ぶ。村では、新そばの季節に「そばまつり」も開催する。一帯は観光農園も多く、今の季節ならブドウやキノコ狩り、クリ拾いやリンゴ狩りなど、秋の味覚もお土産にいかが。11月までは、週末にSLも運行する。

埼玉県秩父郡荒川村白久